08/11/30 07:20:56 0 BE:617258063-2BP(111)
よく「猫の手も借りたい」というが、原稿の締め切りが立て込んでいるときなど、
猫の手はかえって邪魔である。
例えば、私は新聞・雑誌への執筆も多いのだが、書評の締め切り間際に時計を
にらみながらキーボードを叩(たた)き始めると、まるで見透かしたかのように
猫が机に飛び乗ってきて、一緒にキーボードを叩き始める。ひどい場合など、
文書全体を選択して、削除キーを押すことまである(ホントの話です)。
最近、私は猫の邪魔に、ある傾向があることに気付いた。どうやら、私が元気なときは、
あまり邪魔をせず、私がくたくたに疲れているときに頻繁に邪魔するようなのだ。
いったい、なぜだろう?
私が不思議がっていると、(私より)猫の気持ちがわかる妻が
「そんなの決まってるじゃありませんか。体に障るから、もうお仕事やめなさいって、
わざと邪魔しにいくんですよ」と教えてくれた。
そう言われてみると、猫は確かに「仕事の邪魔」をしにくるようだ。うーん、
そこまで飼い主のことを心配してくれているのならば、もっと餌や寝床を
グレードアップしてやらねばなるまい。
(後略)
*+*+ 産経ニュース 2008/11/29[**:**] +*+*
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