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>感染初期には白血球が増殖したりとかするのだろうか
HIV感染症の臨床経過 CD4 HIV
放送大学 感染症と生体防御第11回「エイズ」岩本愛吉 (20061216-1730) 16分ごろ
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青色折れ線グラフが白血球CD4、左のメモリが1ミリリットルに含まれる白血球CD4の数
HIVの初期侵攻、奇襲にやられて、面くらい白血球CD4の数が減る。
HIVが急激に数を増やし、微熱やだるさが出る。
↓
感染4週間後、微熱やだるさで白血球CD4の防衛出動、無限分裂が始まる。
白血球CD4の数が盛り返す。ヒトは体制を建て直し、
白血球など免疫防衛システムが本格起動しHIVを反撃する。
↓
感染8週間後に戦線がこう着状態になる。
HIVの見た目の数が減るが根絶できない。
HIVは白血球CD4内部のDNAに潜伏する。
HIVは持久戦に持ち込む。
HIVは便衣兵として味方として成りすまし、ゲリラ戦に持ち込む。
HIVは白血球CD4の分裂能力を確実に奪ってゆく。
ここで10年がかりのヒト城砦攻略が始まる。
↓
白血球CD4には、その血液細胞独特の無限増殖するとてつもない能力がある。
そのとてつもない無限増殖する能力があるにもかかわらず、
その無限増殖する特殊能力をさらに上回るスピードで
白血球は10年かけて減少する。
白血球は24時間、1分1秒、HIVと激戦に激戦を重ね、
やがて10年後に枯渇し敗退する。
戦闘集団の指揮命令系統がHIVに10年がかりで攻略、制圧された後は、もう遅い。
ロボット兵（白血球、CD4）の最後の一機がHIVに撃墜された後、
延命薬を飲んだのでは遅い。