08/11/29 21:13:44 Y/etWlMD0
鋭い考察力だね。
新薬設計の歴史を知らないで言っているのだとしたら、相当カンの良い人だね。
>つまり、擬似化した状態で海の中に潜伏しているわけだね。
>でも、元のウイルスにはその書き換える場所とか、ある種のプログラムはあると思うわけで。
>このプログラムコードが同じなら、ある程度の対応は考えられないのかな?
>それほどパターンがあるとは思えないのだけど。
その「ある種のプログラム」とは「ある種の逆転写酵素」なんだ。
その「ある種の逆転写酵素」を攻撃すれば、
もうHIVは、DNAの文字情報に変身することができない。
DNAの文字情報に変身できなくなれば、遺伝子の海に潜伏することができなくなる。
そういう設計思想で「ある種の逆転写酵素」を攻撃するというドラックデザインをする。
そうやって開発されたのが、高価な「逆転写酵素阻害剤」だ。
>実体化時に自己崩壊するように組み込めればねぇ。
>それか、HIVと強制的にコミュニケーションして一体化することで無毒化、もしくは、
>違う何かに強制変異させてしまうとかねぇ。技術的にはあらゆることができるという前提に
>なってしまうけれども。生物兵器としても、医療としても・・・。
>何とかなる日を祈るばかり。
その「HIVと強制的にコミュニケーションして一体化する」のが「ある種のプロテアーゼ」なんだ。
その「ある種のプロテアーゼ」を攻撃すれば、
もうHIVは、DNAの文字情報から変身して実体化することができない。
虚の世界から現実の世界の物質として実体化できなければ、増殖することができなくなる。
そういう設計思想で「ある種のプロテアーゼ」を攻撃するというドラックデザインをする。
そうやって開発されたのが、高価な「プロテアーゼ阻害剤」だ。
もう少し詳しく知りたければウィキの URLリンク(ja.wikipedia.org) で検索して。
URLリンク(platz.jp)
URLリンク(www.nikkei-bookdirect.com)
以上は過去の古い歴史だ。現在、全く新しい視点のワクチン研究や細胞膜研究もしている。