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麻生首相が20日の経済財政諮問会議で、健康管理を怠った高齢者の医療費をめぐって
「何もしない人の分を何で私が払うんだ」などと発言し、27日に陳謝した。今回の“失言”は
高齢者の医療費を負担したくないかのように取れる発言で、深刻な事態になっている。
政治部・青山和弘記者が解説する。
首相周辺はこのところ、失言に対する危機感を持っており、インタビュー前にキーワードを
整理したり、時にはメモを持たせたりしていた。漢字の読み間違いについても、ある首相周辺
が「同じ間違いを5回指摘してようやく直った」と話すなど、事前に細かく指摘していたようだ。
また、麻生首相自身も以前よりゆっくり言葉を選ぶようになっていたが、それでも失言が
飛び出してしまった。今回のような会議の中の発言までは配慮が行き届かなかったとみられる
が、首相周辺は「もう麻生節を封印するしかない」と話している。
自民党内からも首相の資質を問う声が上がっていて、自民党議員の「麻生離れ」の動きは
加速している。しかし、麻生首相を代えて、また別の首相を選ぶというのも節操がなく
、「どうしたらいいのかわからない」という声も聞こえる。麻生首相は八方ふさがりのまま、
信頼をどんどん失なうという泥沼にはまりつつある。
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