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国家予算に対する医療費は、どの程度が適正で望ましいかは、一概には言えんが、経済や
科学の水準が類似している国との比較では、しばしばOECDのデータが用いられる。
「OECD Health Data 2004」によると、OECD加盟国の平均は8.9%、G7(アメリカ・カナ
ダ・フランス・ドイツ・イタリア・イギリス・日本)の平均は10.2%に対して、日本は8
%にとどまる。日本の医療費は、G7の中で最低。
逆にG7で、日本の公共事業費は、他の6カ国の「総額」を上回る。さらにガソリン税をは
じめ、一般会計に乗ってこない部分も相当ある。
国は「医療費が高い」という印象を国民に与えてきたわけだが、実はまったくそんなことは
なく、むしろ高齢社会を迎えながらもここまで医療費を抑制してきた日本の医療政策は異様。