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平成20年第25回経済財政諮問会議議事要旨
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社会保障の効率化,財源確保,透明化,受益負担の関係など
財政再建に向けた一連の流れ。麻生首相の発言は11ページ目。
(麻生議長) 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼし
ている、医者にやたらにかかっている者がいる。
彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方
がはるかに医療費がかかってない。 それは毎朝歩いたり何か
しているからである。私の方が税金は払っている。
たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払う
んだ。
だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そう
いうインセンティブがないといけない。
予防するとごそっと減る。 病院をやっているから言うわけでは
ないが、よく院長が言うのは、 「今日ここに来ている患者は
600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのに
タクシーで来ている。 あの人はどこどこに住んでいる」と。みん
な知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるは
ずである。 歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はな
いというわけである。 その話は、最初に医療に関して不思議に
思ったことであった。
それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったまま
なので、何かまじめにやっている者は、 その分だけ医療費が
少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法
がないだろうかと思う。