08/11/27 08:40:08 0 BE:548674144-2BP(111)
英国の広告監視団体である広告基準協議会(Advertising Standards Authority:ASA)は、
iPhoneの(ネットワーク)スピードを誇張して伝えているという消費者からの苦情を受けて、
新たなiPhoneのテレビCMについて、放送を禁止する決定を下した。
「iPhone 3G」の最新のテレビCMでは、「ところで、3Gのすばらしいのは、どんなことであろうか?
それはニュースを、本当に高速で入手できるところにある。目的地までのナビゲーションも、
本当に高速で手に入れられる。何だってたくさん、本当に高速でダウンロードできる。
これぞ新しいiPhone 3Gである。インターネットは、あなたも知っていることだが、
本当に高速なのだ」と謳われている。
このテレビCMでは、ニュースのウェブページを次々に表示したり、「Google Maps」サービスを
閲覧したり、ファイルをダウンロードしたりしているiPhoneが、クローズアップで映り、
このすべてを、わずか数秒の待ち時間で完了する様子が示されている。
ASAに対して、同CMはiPhoneの(ネットワーク)スピードを誇張しており、誤解を招くとの
苦情が17件届いており、ASAは、CMの中で「ネットワークのパフォーマンスは、
場所によって異なります」との注釈が付されてはいるものの、この表現では、
CMで示されたスピードや、それに近いスピードで、本当にiPhoneを使えるとの
印象を払拭するには至らないとの判断を出している。
Appleは、CMの中で述べられていることが、絶対的なものというよりは、相対的な
ものでしかないと主張し、そもそも同CMの意図は、3Gに対応したiPhoneが、以前の
EDGEネットワークでの利用と比較して、インターネットへのアクセスやダウンロードが
「本当に高速」になったことを示すことにあると反論したものの、
ASAを納得させることはできなかったようだ。
(後略)
*+*+ CNET Japan 2008/11/27[**:**] +*+*
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