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「飼い犬殺した厚生省」実は筋違いだった…小泉容疑者「えっ」
元厚生次官宅襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された無職小泉毅容疑者(46)
が捜査当局の取り調べで、「保健所に殺された犬の仇(あだ)討ちが襲撃の動機だっ
た」とする供述に対し、保健所の所管は厚生労働省ではないと取調官に指摘され、
「えっ」と絶句していたことがわかった。
保健所を運営しているのが都道府県や政令市だという事実を「知らなかった」とも
話しているという。警視庁と埼玉県警は、小泉容疑者が「自分の飼い犬を殺したの
は厚生省」と思い込んだまま、一方的な憎悪を募らせたとみて調べている。
捜査関係者によると、小泉容疑者は22日夜に東京・霞が関の警視庁に出頭した
直後から、「自分の犬を殺したのは、保健所であり厚生省。自分は犬の敵(かたき)
を討つために生きてきた」などという供述を繰り返している。
出頭翌日の23日に山口県柳井市の実家に届いた手紙の中でも、「1974年4月に
保健所にチロが殺された。その敵を討った」などとつづり、犬の処分の日付や曜日
も書き込んでいた。
こうした小泉容疑者の主張について、取調官が「あなたの言っていることは筋違い
ではないか」と指摘すると、それまで「官僚は悪い」などと冗舌に話していた小泉
容疑者は「えっ」と驚いた様子で、言葉に詰まったという。
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