08/11/26 00:16:19 M5WdmZu/0
中川(酒)「個別の支援じゃなくIMFを通じて支援するべきである。」
2008/10/15[参議院/予算委員会/-第1委員会室-]
(前略)
そういう中で、個別の支援というよりも、IMFという、いわゆる国際通貨基金という世界のほと
んどの国が加盟しているこのIMFの機能を通じて、IMFがそういった危機に瀕した国に対して
出資をする、それだけの資金が既にIMFの手元にあると我々は考えておりますので、緊急かつ柔軟
にIMFが機動的にその機能を果たすべきであるというふうな提案をいたしました。
さらには、その資金が仮に不足するようなことがある場合には、日本には外貨準備等もございます
ので、それを活用してIMFに対して資金を提供して、IMFからそういった国々に対しての更なる
支援をすべきである、そしてまた日本がそれに協力する用意があると。あるいはまた、日本以外の国
でもそういう私の提案に賛同していただける国には是非参加をしていただきたいということを申し
上げ、G7あるいはIMFの委員会等でも、私の提案につきましては、いわゆるテークノートといい
ましょうか、私はこれから議論が進んでいくものと考えております。
そして、IMFは、十年ほど前にアジア通貨危機でIMFが出動いたしましたけれども、これが
必ずしもその相手国に歓迎されていない。これは、まだまだきちっとその問題点を修正して、さっき
申し上げたように機動的かつ柔軟に相手の国の金融システム支援のためにIMFが、文字どおり白馬
の騎士といいましょうか正義の味方といいましょうか、そういう形で受け入れられるようにIMF
自身も十分その九七年のときのことをある意味では検証して、より目的が達成できるような形のIMF
という形になってもらいたいということも併せて提案を申し上げたところでございます。
URLリンク(www.webtv.sangiin.go.jp)
→10/15
→予算委員会 参照
→山口那津男(公明党) 12:00~16:20