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元厚生次官宅襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された無職小泉毅(たけし)容疑者(46)
の関係先から押収されたナイフなどに付いていた血液のDNAが、被害に遭った元次官や妻
計3人の血液と、それぞれ一致したことが、警察当局の鑑定で明らかになった。
警視庁と埼玉県警は「事務次官を殺した」などという小泉容疑者の供述を裏付ける証拠と
判断、まず同県警が週内にも、山口剛彦さん(66)、美知子さん(61)夫妻殺害事件で再
逮捕する。
捜査幹部によると、警視庁では、小泉容疑者が出頭の際に使ったピンク色の軽乗用車から、
血の付いた刃渡り20センチの大型ナイフなどを押収していた。
同庁で、ナイフや手袋の血痕をDNA鑑定した結果、山口さん夫妻や、吉原健二さん(76)の
妻で重傷を負った靖子さん(72)の計3人分の血液が付着していたことが確認された。
小泉容疑者は「17日にさいたま市大宮区内のレンタカー店で借りたベージュ色の軽乗用車
で山口さん宅に向かい、殺害した」などと、山口さん殺害の詳しい状況も供述。2人の自宅
襲撃に関し、「事前に山口さん宅と吉原さん宅を下見した」と話しているという。
警視庁が調べたところ、小泉容疑者は吉原さん宅を襲撃した際、山口さん夫妻を襲った時に
使用したベージュ色の軽乗用車とは別の車を使っていたことが確認された。2人の自宅は、
歴代次官宅の中で小泉容疑者の自宅アパートから近かったというだけでなく、防犯カメラが
設置されていないなど共通点が多く、同庁は、小泉容疑者が、こうした点を下見で確かめて
いたとみている。
一方、同庁幹部によると、小泉容疑者が22日夜、東京・霞が関の警視庁本部に出頭した時
の所持金は8万8000円だった。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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