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★「2ちゃんねらー」はどこにいる?
2ちゃんねるに参加する人々の総称が「2ちゃんねらー」だ。統計データの上では月間1,000万人近くが参加
しているはずだが、ふだんの生活の中で2ちゃんねらーを自称する人にはほとんどお目にかかれない。
いったい2ちゃんねらーはどこにいるのか。今回は謎の存在「2ちゃんねらー」に目を向けてみた。
先日のテレビ番組で、とある“2ちゃんねらー”と爆笑問題の太田光氏が対談するという企画があった。
ポイントは、この2ちゃんねらーが単なる1ユーザーではなく、かつて2ちゃんねるに太田氏の「殺害予告」を
書き込み、脅迫容疑で逮捕された人物であるところだ。事前にmixiニュースなどで取り上げられたりしたの
で、ネットでも多少の注目は集めていたようだ。
ただしこの企画は、実際には教育問題を議論するバラエティー番組の1 パートであり、その2ちゃんねらー氏
は生放送のスタジオにはおらず、同氏が事前に寄せたコメントに対してスタジオで太田氏などが意見を述べる
というスタイルだった。事前の番組PRでは「2ちゃんねらーと爆笑問題・太田が直接対決!」などと派手にう
たわれていただけに、拍子抜けの感は否めない。
筆者はあまり熱心に見たわけではないが、「ネットで犯行予告をするのは無職者や不安定雇用者が多い」とか
「2ちゃんねるや裏サイトが不満のはけ口になっている」とか、おおむねテレビ局や一般視聴者が望む“筋書き
どおり”の内容だったと言えるのではないだろうか。
こうしたユーザー像は、ニュースやワイドショーが「インターネットは無法地帯」「匿名掲示板の闇」といった
テーマを取り上げるたびに繰り返される、今やおなじみのものだ。そのような番組を見れば、誰でも「こういう
サイトにたむろする人(すなわち2ちゃんねらー)は、どこか特殊な、アブナイ人に違いない」という印象を受けるに
違いない。だが、実際に2ちゃんねらーとは、そんなに単純にカテゴライズできるのだろうか。そもそも、
カテゴライズすること自体、可能なのだろうか。
(>>2以降に続く)
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