08/11/24 17:10:04 0
◇本社アンケート
来年5月施行の裁判員制度を実施する全国60地裁・支部のうち約8割の
49カ所で、宿泊が必要な裁判員が出る可能性の高いことが、毎日新聞の
アンケートで分かった。管内の裁判員候補者が裁判所に到着するのに最も長く
かかる時間(推定)に関し、宿泊の必要性が低い「3時間未満」と答えたのは
11カ所。最高裁は裁判員裁判の7割が3日以内で終わるとしているが、
多くの地域で想定以上に拘束される裁判員が出そうだ。
裁判員制度施行半年前の準備状況を聞くため、10月下旬、郵送でアンケート。
今月中旬までに60地裁・支部から文書回答を得たうえで、追加取材した。
「最長到達時間」への回答で、最長は小笠原諸島の住民を想定した東京地裁の
「1日半程度」。最短はさいたま地裁の「1時間50分程度」で、その差は
約20倍に達した。長野地裁と同地裁松本支部、宮崎地裁の3カ所は未試算だが、
いずれも「宿泊が必要な可能性がある」とした。
裁判員の選任手続きは通常午前9時~9時半ごろ始まるとみられ、間に合わ
なかったり、裁判終了後に当日中の帰宅が困難な時は宿泊が認められる。宿泊料は
実費でなく、地域によって7800円か8700円が支払われる。裁判所への移動
は公共交通機関の利用が原則で、鉄道、船、飛行機は利用分の運賃、バスやタクシー
の場合は1キロ当たり37円が支給される。
(>>2以降に続く)
▽毎日新聞
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