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【ダラムサラ23日共同】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は23日、
インド北部ダラムサラで22日まで行われていた緊急会議に参加した亡命チベット人の代表らを前に
「今後20年間、われわれは慎重に事を運ばないと大きな危機に直面することになる」と警告した。
具体的にどのような危機かは触れなかったが、対中国との関係をめぐり、
一部の過激な独立派の主張をけん制したとみられる。
ダライ・ラマは引き続き行われた記者会見でも
「チベットのために死ぬまで働くのが道徳的責務だ」と述べ、
先月、胆石の手術を受けたことなどから健康問題を理由に引退するのではないかとの憶測を否定した。
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