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★ 閣議決定人事を撤回 公取委委員で失態
政府は21日、公正取引委員会委員に上杉秋則・元同委員会事務総長を充てる同意
人事案の撤回方針を決め、衆参両院は同日の本会議での採決を見送った。上杉氏が
過去に寄稿した雑誌や宣伝広告で「弁護士」と虚偽の肩書を名乗っていたことが判明
したためで、政府の経歴調査不足が露呈した格好だ。
閣議決定していた人事案を本会議直前に取り下げるという「失態」に、与野党から批判
の声が相次いでいる。
自民党は20日夜、上杉氏が雑誌に虚偽の肩書を付記していたとの情報を入手したため、
公正取引委員会に照会した。公取委側は「問題ない」としたが、その後広告でも同様に
弁護士と名乗っていたことが分かり、河村建夫官房長官が21日午前に上杉氏の人事
案取り下げを自民党に要請した。
河村氏はこの後の記者会見で「大きな教訓となった。今後は徹底調査しなければならない」
と述べ、調査が甘かったことを認めた。今国会での新たな人事案提示は困難との見通しも
示した。
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