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26センチ前後、中国製と断定 スニーカー、元次官夫妻殺害事件
元厚生次官ら連続殺傷事件で埼玉県警は21日、さいたま市南区の山口剛彦さん(66)宅の室内に残された足跡などから、
犯人が履いていた靴は中国で靴底が製造された靴ひもタイプのスニーカーと断定した。サイズは26センチ前後だった。
県警は詳しい流通経路を捜査、販売元の特定に全力を挙げる。ただ、同じ製品は全国に広く流通しているという。
調べでは、足跡と一致する靴底は大量生産され、4種類の靴ひもタイプのスニーカーに加工されている。
山口さん宅の室内と付近の路上で見つかった多数の足跡のうち、血痕の付いた路上の足跡は19個で、模様が不鮮明。
足跡は約60メートル続き、血液反応などでさらに40メートル以上の足取りを確認したという。
玄関から廊下、台所、ダイニングルームなどに残っていた足跡は靴底の模様が比較的鮮明で、
県警が割り出した中国製の靴底と照合、模様が一致した。
東京都中野区で吉原健二さん(76)の妻靖子さん(72)が襲われた事件では別の靴底のスニーカーが使用されており、
警視庁と埼玉県警は手口などから同一犯が靴を履き替えて犯行に及んだとみている。
埼玉県警によると、山口さん方の門扉と玄関ドア脇に設置されたインターホンや玄関のドアノブ、室内の壁などから、
犯人のものとみられる指紋は採取されなかった。
県警は犯人が手袋をしていた可能性もあるとみて、繊維片が残っていないかなどの鑑定を進める。
北海道新聞 (11/21 13:51)
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