08/11/21 08:38:05 0 BE:2160402697-2BP(111)
火星の中緯度地域にある山のすそ野に埋もれた氷河が見つかった。米国とイタリアのチームが、
米航空宇宙局(NASA)の周回探査機マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)の
観測データを分析してわかった。21日発行の米科学誌サイエンスに発表する。
火星の南緯30~50度付近では、山のすそ野に粘り気のあるものが流れたような
地形がある。研究チームが地下構造をMROのレーダーで観測したところ、地中に
反射面が見つかった。10メートル程度の厚さの土砂の下に、最大で数百メートルの厚さの
氷河が広がっていると考えると説明がつくという。今回観測した地域だけでも、
火星の北極と南極にある氷の100分の1程度の量が存在するとみている。
NASAの周回衛星マーズオデッセイが02年、火星の両極域に氷が存在することを
電磁波観測で確認。今年5月にはNASAのフェニックスが北極付近に軟着陸し、直接確かめた。
*+*+ asahi.com 2008/11/21[**:**] +*+*
URLリンク(www.asahi.com)