08/11/23 13:34:24 uQf9UunW0
>>694
> 60年以上前の歴史解釈を非難する先進国があるのかな。
このような例がある。
独国防相、反ユダヤ主義発言礼賛の総司令官を解任
【ベルリン=宮明敬】
ドイツのシュトルック国防相は4日、反ユダヤ主義的発言に共鳴した
ラインハルト・ギュンツェル独連邦軍特殊攻撃部隊(KSK)総司令官(59)を解任した。
KSKは、アフガニスタンでアル・カーイダやタリバンの残党掃討に従事、ドイツ軍として
戦後初めて欧州域外での戦闘に参加したエリート部隊。
ドイツでは最近、保守系最大政党、キリスト教民主同盟(CDU)に所属する
マルティン・ホーマン連邦議会議員(55)が、第2次大戦でユダヤ人を虐殺したドイツ人が
いつまでも「加害者民族」のレッテルを貼られることに反発して、
「(多数の犠牲者が出た)ロシア革命の経緯を見れば、(多くが革命側にたった)ユダヤ人を
『加害者民族』と呼んでも差し支えない」と語り、ユダヤ人団体や左派政党から激しい非難を浴びていた。
ギュンツェル総司令官はホーマン議員に手紙を送り、
「我が国ではめったに聞けない勇気ある発言。国民の多くも同じ考えだ」と称賛したという。
4日夜のテレビ番組で手紙の内容が公表されることが分かったため、
シュトルック国防相は即刻、解任に踏み切った。
国防相は「反ユダヤ主義的姿勢は司令官個人の問題で、軍に浸透しているわけではない」と弁明したが、
在独ユダヤ人団体の代表は「反ユダヤ主義的感情がドイツ社会で市民権を得始めた証拠」と批判した。
(2003/11/5/19:14 読売新聞)