08/11/22 19:28:19 qrMg+HAN0
田母神俊雄のトンデモ論文については、「日中関係史」を専門とする都留文科大の笠原十九司(とくし)教授は、「国際法の常識を知らない軍の上層部というのでは戦前と同じ。あまりにも酷すぎる。
小学校から勉強し直した方がいい」って言ってるし、「近現代政治史」を専門とする山口大の纐纈(こうけつ)厚教授は、「根拠がなく一笑に付すしかない。レベルが低すぎる」って言ってる。
また、慶応大の小林節教授は、「民族派右翼の主張と同じであまりに稚拙」って切り捨ててるし、早大の水島朝穂教授は、「内容の酷さは言うまでもないが、最高幹部が底の抜けたような政治的発言をして300万円もの賞金をもらうのは資金援助に近い」って言及してる。
他にも、数多くの有識者たちが揃って呆れ果ててる事実がすべて物語ってるから、あたしがここで繰り返す必要はないと思う。
問題だと思ってるのは、田母神俊雄と耐震偽装で多くの人から金を騙し取っていたアパの元谷外志雄(安倍晋三の後援会安晋会副会長)との関係であり、その背後で糸を引いてた安倍であり、すべてのシナリオを書いてた森喜朗といったファシズム人脈に関してだ。
聖域ある構造改悪で金持ちに大減税をして一般市民に大増税した小泉政権下で、小松基地のトップの座にいた田母神は、おんなじ考えを持つアパの元谷と仲良しになった。
そして02年には、自衛隊の高級幹部を育成する「統合幕僚学校」の校長になり、勝手に「東京裁判」などをテーマにした講座を新設、「東京裁判の本質」「東京裁判史観」「大東亜戦争史観」なんかの講義を一般課程に盛り込んじゃった。
もちろん、これらは、田母神が以前から繰り返して来た通りに、歴史的事実や現在の政府見解を否定する内容で、過去の過ちを反省して平和を目指すことを「反日」と呼び、他国を武力で制圧することを「愛国」と呼ぶ、時代錯誤のズレまくったものだった。
それにしても、あたしたちの税金を使って、こんな北朝鮮みたいな洗脳教育が行なわれてたなんて、今さらながらに全身が脱力しちゃう。
安倍は首相になると田母神を「第29代航空幕僚長」に大抜擢。完全な確信犯だよね。
自分とおんなじ考えを持った人間に自衛隊内での重要なポストを与えて、内部から少しずつ洗脳して勢力を拡大してこうってやり方。まるでファシズム時代みたいだ。