08/11/18 11:33:12 0
環境省と国土交通省は、自動車の騒音対策としてマフラーの規制を強化する方針を固めた。
販売前の交換用マフラーに対し、騒音基準を満たすかどうかを確認する制度を導入する。
10年度から純正品や欧州連合(EU)などの適合品以外は「性能確認済み」の認証がないと、
車検の際に加速走行時の騒音試験が必要になるという。
環境省によると、現在の制度では、新車は試験コースでアクセル全開時の騒音を測定する試験を実施するが、
使用中の自動車は、車検時などに停車した状態で騒音を測定する試験しか義務付けられていない。
同省などの調査によると、四輪車の5%、二輪車の40%が新車時とは違う交換用マフラーを
装着しているとされる。走行時にのみ基準を超える騒音を出す製品もあり、不適合品の発見が困難だった。
新制度では、新車以外の車両のマフラーにも走行時の騒音防止機能を義務付ける。
また、交換用マフラー製造業者が販売前に実際に自動車に装着して、
走行時と停車時の騒音試験を実施。基準を満たした場合にその製品が
「性能確認済み」と認証される。認証を受けたマフラーを装着した車は車検時に、
加速時の騒音基準に適合しているとみなされる。【大場あい】
URLリンク(mainichi.jp)