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2008年11月15日付 中日新聞16面(西三河版)より
外国人労働力の受け入れで持論
奥田碩氏講演
奥田氏は「グローバル時代における日本の役割」と題し、外国人労働力の受け入れについて講演した=写真。
少子高齢化が進み、日本人の労働力が不足してきた点を説明。
「女性の雇用促進や定年後の再雇用などで働き手を確保してきたが、依然として十分ではなく、外国人の労働力を
借りるのが良い」と語った。
外国人労働問題対策について「外国人が集中している特定の自治体で起きている現状に、国は他人事のよう」と批判。
単純労働者の受け入れについても「慎重な対応とするだけで無責任」と指摘し「国の問題として責任を持って取り組むべきだ」
と持論を展開。受け入れ時には「劣悪な労働環境での就労など人権を無視するようなものであってはならない」とした。
さらに、自身のフィリピン駐在の経験を例に「精神の国際化が必要」と強調。「対等な相手として理解し、思いやりの
気持ちを持つことが大事。相互理解が内面の国際化を促進する」と述べた。