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同省によると、その後この職員と女性の関係は交際に発展したが、何らかのトラブルが発生していたという。
職員は、デリヘルで知り合ったことを説明しないまま、上司に「勤務時間内に、頻繁に携帯にメールや
連絡をしてくる女性がいる」と、相談を持ちかけていた。
上司が事態を問題視していたところ、10月28日発売の週刊誌「SPA!」が女性が告白する形で、
同省職員の勤務時間内のデリヘル利用を報じた。職員が女性に対し「おれは国交省のキャリア」
と身分を明かしていたことから、同誌の取材を受けていた同省は、トラブルを抱えていた職員が
該当すると判断。本人に事情を聴いたところ事実と認め、懲戒処分とした。同省は「著しく不適切な
行為で誠に遺憾。職員の服務規律の保持について、より一層の徹底を図る」としている。
同省関係者によると、この職員はデリヘルを利用することはあるが、勤務時間内はこの1件だけと
説明しているという。同誌の中で女性が、妊娠の危険を伴うサービスを強要されたとコメントしているが、
職員は「それはない」と否定しているという。同省によると職員と女性のトラブルは今も解決しておらず、
職員に「適切な対応をとるように」と指示している。(おわり)