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愛知学院大（本部・愛知県日進市）の男子バレーボール部で、部員２人が後輩から
多額の現金を脅し取っていたことが分かり、愛知署は１５日、恐喝容疑で元部員２人を逮捕する。
恐喝は１年半にわたって続き、後輩は少なくとも計１５０万円を脅し取られたとみられる。
同大などによると、元部員は２３歳と２１歳。２人は、在学してバレーボール部に所属していた
昨年春ごろ、当時１年生で入学したばかりだった男子部員（２０）に対し、部の寮で
「態度が気に入らない」などと因縁をつけて現金を脅し取り始め、最近まで約１年半で
計１５０万円を脅し取った疑いが持たれている。後輩部員から愛知署に被害届が出ていた。
後輩部員は、仕送りやアルバイト代など生活費や小遣いの大半を脅し取られていた。
恐喝で精神的ダメージを受け、現在は通学できなくなり、京都府の実家に戻っているという。
２人は犯行が始まった当時、４年生と３年生。同大によると、４年生は事件が発覚したため、
今月、退学処分となった。３年生は事件とは関係なく昨年９月に自主退学したが、
その後も恐喝に加わっていたらしい。
事件を受け、愛知学院大の黒神聡学生部長（法学部教授）は「警察の捜査を見守りつつ、
しっかりと学内調査していく」と話している。
同大バレーボール部は１９５３（昭和２８）年創部で、東海地方の強豪。部員２２人で、
今季は東海大学リーグの上位リーグで優勝した。
*+*+ 中日新聞 2008/11/15[**:**] +*+*
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