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山本七平を読め
いや何でもいい、本物を読め
そして考えろ
「このクラスに朝鮮人が居っとじゃろ。手をあげい」
司馬遼の「故郷忘じがたく候」の一節である
後に薩摩焼の大家となる中学生当時の沈寿官氏は、
自分が朝鮮人だとは夢にも思っていなかった
だが少年たちは、十人ほどでよってたかって彼が気を失うまで殴った
鼻血にまみれた沈少年が家に帰ると、門のところで両親が待っていた
その姿をみて沈寿官氏はとめどなく涙を流した
沈氏が「慶長の役で島津家の捕虜となった朝鮮人の裔」であると
両親に聞かされたのはその時である
父親もむかし中学に上がったときに同じ経験をしたという
「四百年前に朝鮮人だったから殴る」、これが日本人の性根だ
自分独りキレイだと思って、他をどうこう言うような馬鹿にはなるなよ