08/11/16 07:46:00 0Kge7XK10
まぁ「台湾論」自体が、戦後の国民党と日本の自民党(特に岸→福田派→清和会ライン)
や韓国軍事独裁政権との蜜月関係について少しでも知っている人間の目から見たらダメダメ
だったからな(蒋介石を貶めようとすればするほど、戦前から戦後にかけて暗躍した日本
支配層との深い関係をスルーせざるを得なくなり、結果的に彼の以前の著書「戦争論」の
とくに南京虐殺否定論あたりとの矛盾が読むに耐えないレベルにまで達している)。
あの台湾論だけでも、たとえば統一教会・国際勝共連合(いずれも文鮮明・岸信介・蒋介石
児玉誉士夫・笹川良一・朴正熙らが結成の際に中心となって関わった)をめぐる日・台・韓
の闇に光を当てていないことで、コバが不勉強であるかさもなければ故意に隠そうとしてい
るか、いずれにせよ本としての中身が薄くて、「知る人」であればあるほど低評価にならざ
るを得ない。