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日本は反捕鯨の抗議活動を理由に南極海での捕鯨割当て数を例年より20パーセント削減する
との一部報道を否定した。ザトウクジラについては前年に引き続き捕獲しないという。
朝日新聞は、まもなく開始する南極海での今夏の日本の捕鯨目標はミンククジラ700頭、ナガス
クジラ50頭に削減されたと報じ、オーストラリア政府のギャレット環境相は、21年前に始まった
現在の日本の捕鯨プログラムで目標が削減されたのは初めてのことだと話していた。
日本では捕鯨はとても大切な文化的伝統とされるが、1986年に商業捕鯨が国際的に禁止され
たため翌年からは調査捕鯨プログラムと称して開始した。
朝日新聞は、近年公海上で繰り広げられている反捕鯨活動家たちとの小競り合いや日本の消費
者の鯨肉需要も減少してきたことを理由に、日本政府は捕鯨目標数を削減したと報道したが、
魚谷敏紀氏(水産庁研究部漁場保全課)は「そんな事実は全くありません。計画に変更はなく
従来通りです。昨年と同じくミンククジラ850頭、ナガスクジラ50頭の割当てです」と語った。
オーストラリアのピーター・ギャレット環境相は、調査捕鯨に対する国際的な批判が功を奏して
日本の捕鯨割当ての削減に繋がったのだと、朝日新聞の記事を引用して議会で語った。(一部略)
英ロイター:URLリンク(www.reuters.com)
※朝日新聞報道
■調査捕鯨、初めて捕獲目標を削減へ 年間で約1割
政府の調査捕鯨の捕獲目標が初めて削減されることが12日わかった。近く出航する今季の南極
海での捕獲目標を約2割減らして750頭程度とし、年間全体でも約1割減ることになる。捕獲数は
目標を下回る傾向にあるが、目標そのものを引き下げるのは87年の調査開始以来初めて。
反捕鯨団体の反対活動や、鯨肉の需要低迷を考慮した。(以下略)
URLリンク(www.asahi.com)