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兵庫県尼崎市発注の清掃事業の入札をめぐり、同市職員が地元の清掃業者に
事前に価格の情報を漏らしていた疑いが強まり、県警捜査2課は13日、
偽計入札妨害の疑いで発注業務の担当職員数人と、受注した同市内の清掃業者から
事情聴取を始めた。県警は容疑が固まり次第、職員らを逮捕する方針。官製談合が
長年行われていた疑いもあるとみて、全容の解明を進める。
調べでは、この担当者らは、平成18、19年度の同市中央卸売市場(同市潮江)内
の塵芥(じんかい)収集搬送等業務の指名競争入札について、予定価格などの情報を
事前に漏らしていた疑いが持たれている。
両年とも、この清掃業者が清掃業務を落札。18年度の落札額は2069万4736円、
19年度は2053万320円と、いずれも予定価格の100%近い金額だったという。
県警は、担当職員と業者の間で金銭の授受などがなかったかなど、贈収賄容疑も視野に
癒着の実態について捜査を進める。
同市場の清掃業務については、捜査情報を漏らす見返りに、元暴力団関係者から接待を
受けた収賄や詐欺などの罪で実刑判決を受けた三井環・元大阪高検公安部長の告発を受け、
県警が捜査を進めていた。
▽産経関西
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