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トヨタ自動車は来年1月から、主力の田原工場(愛知県田原市)で減産を強化する方針を固めた。
一部の生産ラインについて昼夜2交代の勤務を昼だけにする方針で、労働組合側に伝えた。
米金融危機を発端とした世界的な販売不振は長期化する見通しが強まっており、
減産の規模がさらに拡大する可能性もある。
トヨタは、08年度の生産台数を当初計画から95万台減らし792万台とする方針で、
生産体制を世界的に見直す。
田原工場は、生産台数63万2千台(07年実績)を誇る国内最大の生産拠点。
高級車ブランド「レクサス」とスポーツ用多目的車(SUV)などの3ラインがある。
夜勤を停止し、昼だけの稼働が計画されているのは、レクサスのライン1本。
残りのライン2本のうち1本も夜勤を停止する検討対象になっている。
すでに春ごろから生産台数を落としてきたが、世界的な景気低迷の影響で、世界最大の米国市場の
10月の新車販売台数が前年同月比34.5%減と83年以来の低水準に落ち込み、
追加減産が不可欠との見方が強まった。
レクサスの08年の世界販売台数は95年以来、13年ぶりに前年を下回ることが確実な情勢。
田原と並ぶ生産拠点のトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)も、早ければ1月から二つある車体組み立てライン
のうち一つで昼勤務だけの稼働に落とす方針を固めている。
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