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ゲームソフト会社「ファミスタ(Famista)」は12日、国内で実際に起こった
事件の容疑者らの指名手配写真を使用したスロットマシーン・ゲームの
無償提供を、インターネット上で開始すると発表した。
AFPの取材に応じた同社関係者によると、指名手配されている人物の
顔写真を広報する活動の一環となるという。パソコンおよび携帯電話で
14日から利用できる。
ゲームでは、指名手配写真のスロットが揃うと容疑者に関する詳細情報が現れ、
各事件に関する手掛かりを通報する方法も表示される。
同関係者は「社会に貢献する新しい方法になりうると考えた。指名手配写真を
掲載しているサイトはネット上にたくさんあるが、必ずしも訪問者数が多いわけ
ではない。娯楽と合体させることで、警察の努力にいくらか貢献できると思った」
と語った。
同社ではこのスロットゲームの企画に関する著作権も申請済みで、法的な問題などを
クリアできれば、本物のパチンコやスロットマシーンにも指名手配写真を使う案を
導入することを考えているという。
警察庁は正式にこの企画を承認してはいないが、個々の警察官のなかには、
容疑者逮捕につながることを期待した支持も得られているという。
URLリンク(www.afpbb.com)