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北九州市の門司港に入港した貨物船におよそ３００キロ、末端の密売価格で２００億円近くに
上る大量の覚せい剤が隠されているのが見つかり、海上保安本部は乗組員のインドネシア
人４人を逮捕するとともに暴力団関係者が受け入れにかかわっている疑いがあるとみて捜査
しています。
北九州市にある第７管区海上保安本部などの調べによりますと、１１日、北九州市の門司港
でアフリカ西部のシエラレオネ船籍の貨物船「ＵＮＩＶＥＲＳＡＬ」（８５９トン）に末端の密売価格
で２００億円近くに上るおよそ３００キロの覚せい剤が隠されているのが見つかりました。
覚せい剤はエンジンルームのタンクに隠されていた十数個の段ボール箱の中に袋に詰めて入れられていて、海上保安本部は乗組員のインドネシア人４人を覚せい剤を所持していた
疑いで逮捕しました。この貨物船は中国の港を出て、１０日の朝、門司港に入港し、今月１５
日に再び中国の港に戻る予定だったということです。
海上保安本部や警察は、覚せい剤は日本に密輸しようとしたもので受け入れには暴力団
関係者がかかわっている疑いがあるとみて捜査を進めるとともに、大量の覚せい剤の密売
ルートなどを解明することにしています。
NHKニュース URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)