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心臓移植しか生き延びる可能性がない少女が移植を拒否、法廷闘争で「死ぬ権利」を得た。
ハンナ・ジョーンズさん(13)は移植手術を望んでおらず、その意志も固いと児童保護員が証言、
ヘレフォード州の病院、プライマリ・ケア・トラスト(地域保健医療サービス機関、略称PCT)は高裁
提訴事案を取り下げた。心臓に障害のある彼女は手術をしても成功するとは思えないし、仮にうま
くいったとしても投薬治療はその後もずっと続くとして心臓移植手術を拒否、尊厳死を望んだのだ。
2月に病院側が裁判所に移植命令を申請してから、児童保護員がハンナさんに対面して彼女の
意向を確認してきた。彼女は治療を止めて自宅で過ごすことを希望した。
「ハンナさん自身が決めたことであって、ずっと以前から考えていたということを彼女は児童保護員
に解らせました。その結果、法廷での争いは幕を閉じることになりました」。(BBC、ジェーン・ダイス
記者)
両親は少女の決心を支持して、彼女をとても誇りに思っていると語った。
「この決心は簡単にできるものではありませんが、彼女は自宅で両親の側で尊厳死を迎える道を
選択したのです」。(同記者)
デイリー・テレグラフ紙はハンナさんの父親、アンドリュー・ジョーンズ氏(43)の次の言葉を紹介し
ている。
「病院の人たちは私たちの娘にとってのベストを尽くそうとしていたとは到底思えないのが残念で
なりません。ハンナはやるだけのことはやりました。そして、裁判所の審問や無理やり病院に入れ
られるなどでストレスが加えられるなんてことは許されません」。
ハンナさんは5歳の時に白血病に罹り、その後強いられた投薬の所為で心臓が蝕まれることに
なったのだ。
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URLリンク(i.dailymail.co.uk)
英BBC:URLリンク(news.bbc.co.uk)
(この記事は大幅に書き加えられたため上記と一致しません。悪しからず)