08/11/11 01:04:21 0
インフルエンザ治療薬として知られるタミフル。服用後の異常行動との関係が
クローズアップされることが多かった一方で、小児科を中心に現場の医師からは
薬としての効果が評価されています。それが・・・
「鳥取県は30%以上も高かった。理由は分からない。本当に分からない」
(国立感染症研究所 氏家誠研究員)
国立感染症研究所がインフルエンザに感染した患者のウイルスを緊急調査した結果、
なんとタミフルが効かないウイルスが増えていることが分かりました。
既に全国9県で確認され、特に鳥取県が30%以上の高い確率で見つかっていて、
突出して多かったといいます。
実はタミフルが効かないウイルスは、昨シーズン世界中で流行していました。
最も発生率の高かったノルウェーから、瞬く間にヨーロッパ中に拡大したとみられています。
このため、日本にも広がっている可能性が指摘されていました。
「外から入ってきた可能性も否定できないし、鳥取県の中で新たに耐性株が発生したという可能性も、
2つの可能性が考えられる」(国立感染症研究所・インフルエンザウイルス室 小田切孝人室長)
全国的に見ると、問題のウイルスの発生頻度はまだヨーロッパなどよりははるかに低く、
もしタミフルが効かないウイルスに感染したとしても、「リレンザ」などの別の治療薬が
有効とされているため、急場をしのぐことはできます。
>>3以降に続く