08/11/10 21:56:46 0 BE:7565696-PLT(12633)
「さよなら0系」のキーワードでネットオークションのサイトの1つを検索すると、今月6日午前10時の
発売開始と同時に完売した“プラチナチケット”と呼ばれる切符がずらりと並ぶ。12月の運行日まで
まだ日があり、通常の2~3倍の価格が目立つ。
人気切符のネット転売が相次ぐ中、鉄道各社は発売窓口で転売目的の購入をやめるよう呼び
掛けている。しかし、関係者は「大量に購入すること自体は違法ではなく、発売時に相手の目的は
分からない」と口をそろえ、「有効な対策はないのが正直なところ」と頭を悩ます。
JR東海の夜行快速列車「ムーンライトながら」の指定席券を転売目的で購入し続けたとして、
東京都新宿区歌舞伎町、会社員、関根健真容疑者(37)が都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為の
禁止)で逮捕されたことで、同社は「これからも悪質なケースは厳しく対応したい」と“一罰百戒”を
期待する。
関根容疑者がとくに悪質だったのは、「ムーンライトながら」9編成(537席)のうち3席しかない
障害者用の座席を狙ったこと。隣に車椅子が置けるよう2人席を1人席に改造しており、広々と
しているため健常者が座ってしまうケースも多い。
障害者手帳を提示する必要がないことから健常者でもふつうに購入でき、利用者が少なく料金の
安くなる閑散期でも人気が高かったという。
JR東海にネットを閲覧した利用者から「転売目的の買い占めで障害者用座席が購入できない」と
苦情が寄せられ、不自然な購入が相次いだ窓口を調べたところ、関根容疑者が浮上し、やめる
ように伝えたが従わず、警察に相談した。
同社は「本当に切符が必要な人に迷惑がかかるので絶対にやめていただきたい」と訴えている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)