08/11/10 09:40:01 O
・クリスマス商戦を前に、ゲーム機市場は新モデル発売でにぎわっています。
しかし、「マジコン」と呼ばれる不正機器がソフトメーカーにとって大きな脅威となっています。
任天堂は1日、人気ゲーム機の最新モデル「ニンテンドーDSi」を発売。買い替え需要に加えて、
気軽な楽しみを提案し続ける戦略で、さらなるゲーム人口増加も狙っている。
しかし、市場拡大の裏で、ゲーム産業の成長を阻害する事態が深刻化している。
中国やロシアなどに登録された違法サイトでは、「ゲームカセット」の内容をファイルに読み取り、
ばらまかれている。
これと表裏一体になっているのが、ゲーム機に海賊版を読み込ませる不正な機器で、現在アジアに
幅広くまん延しているうえ、日本にも夏にかけ、大量に流れ込み、電気街で売られた。
スクウェア・エニックスの和田洋一社長は「数値化するのは難しいんですけれども、数十万
ダウンロードという形で、実際に海賊版のソフトが流出してしまってるんですね。実は業界に
対しての影響は非常に大きいと思っています」と話した。
業界54社は7月、問題の機器を輸入・販売していた中国系とみられる業者を東京地裁に提訴した。
その後、店舗での販売はいったん鳴りを潜めたが、代わって取引の場はネットオークションに流れ、
販売を続ける店舗も残るなど、あまり状況は変わっていない。
実はこの問題、古くはファミコン時代から続く根深いもので、ソフトウエアの著作権団体は、「法律にも
弱点がある」と指摘している。
コンピュータソフトウェア著作権協会の久保田専務理事は「ダウンロードしてくる行為というのは
今、日本の著作権法では、これについては適法なので、われわれは手が出せない。そうなってくると、
それを違法に使わせてしまう、装置の方の流通を止めようと、法律的にはこれしか手だてが今、
ないんです」と話した。
新型DSでは、今ある不正な機器は動かないが、すでに普及したゲーム機での対策は難しい状況と
なっている。(一部略)
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