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今年7月に東京都内の遊戯銃製造会社が発売した新しいタイプのエアガンが、
本物の拳銃と同じ殺傷能力を持つことが警視庁の調べで分かった。
同庁はこの会社を銃刀法違反容疑で捜索し、約800丁を押収しており、
同社の刑事責任追及に向け、社長ら関係者から事情を聞いている。すでに
約1000丁が流通しており、警察当局は近く回収に乗り出す方針。改造されて
いないエアガンに、殺傷能力が認定されるのは異例。
問題の回転式拳銃型エアガンは「カシオペアタイプ」と呼ばれ、北区の
「タナカ」が製造販売している。
同社によると、従来のエアガンは、本体にガスを注入するが、このエアガンは、
薬きょうにガスを注入し、その圧力でプラスチック弾を発射する特別な仕組みに
なっている。発売直後からインターネット上で、「薬きょうの中に、ガスの
代わりに火薬を詰めれば、殺傷能力がでる」などと書き込まれ、注目されていた。
こうした指摘を重視した警視庁は先月7日、同法違反容疑で強制捜査に踏み切り、
約800丁と設計図などを押収。鑑定の結果、このエアガンは、強度を上げた
薬きょうの中にガスの代わりに火薬を詰めると、金属弾を連続して数発発射する
ことが可能になり、本物の銃と同様の殺傷能力があることが証明されたという。
同社は捜索後、出荷を停止し、在庫の回収を始めている。
(>>2以降に続く)
(2008年11月9日03時03分 読売新聞)
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