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河北新報 11月12日
青森県職員ミス隠ぺい 上司に架空申請書提示
青森県が開発したリンゴなど農産物5種の品種登録が登録料の納付漏れで取り消された問題で、県の担当職員が、
納付期限が切れる前の日付で作成した架空の登録申請書のコピーを上司に見せ、申請が済んでいるかのように装う工作をしていたことが11日、分かった。
県はこの事実を含む特別監察の結果と、職員の懲戒処分を12日にも公表する見通しだ。
県幹部によると、県農林水産政策課の担当職員は、納付期限前である今年4月中旬以前の日付で、
登録申請書を作成。実際はその日付では申請していなかったにもかかわらず、コピーを上司に見せて、申請済みと信用させた。
その後、期限を約2カ月過ぎた6月下旬、上司の決裁を得た上で、登録料に当たる収入印紙3万円分を農林水産省知的財産課に郵送。
上司は、申請が済んでいれば登録料も受け付けてもらえると判断し、決済したという。
しかし、納付期限が切れていたため、登録は認められず、知的財産課は県側に登録料分の印紙を返送した。
これまでの調査では、印紙の所在も分かっていない。
担当職員は動機について「はっきり覚えていない」などとあいまいな発言をしているが、県は「担当職員が自分のミスを隠ぺいするためだった」とみている。
担当職員の行為が公文書偽造などの違法行為に当たるかどうかについて、県は「まだ判断していないが、不適切な事務処理だったのは間違いない」と話している。
今回の問題では、県が開発したリンゴ2種と花卉(かき)3種の計5種が納付期限の4月中旬までに登録料が納められず、品種登録が抹消された。
10月17日に農水省側から県側に連絡があり、判明した。県農林水産部の調査では原因などが明確にならず、同30日から県総務部による特別監察が行われた。