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★“付き添い不十分”で県を提訴
養護学校の生徒が列車にはねられて死亡したのは養護学校や実習先の福祉作業所が
付き添いにあたる職員を十分に配置せず生徒から目を離したためだとして、遺族が養護
学校を運営する福島県や福祉作業所を相手取っておよそ1000万円の損害賠償を求め
る訴えを起こしました。訴えを起こしたのは郡山市の養護学校に通っていた当時18歳の
生徒の遺族です。
生徒は去年11月、郡山市の福祉作業所で就職に向けた実習を受けていましたが、昼休
み中におよそ3キロ離れた須賀川市のJR東北線の線路で列車にはねられて死亡しました。
遺族は「当時、福祉作業所には生徒を含めて23人の障害者がいたのに付き添いの職員
が2人しかいなかったため生徒が外に出たのを見逃した」などとして養護学校を運営する
福島県と実習先の福祉作業所を相手取って、あわせておよそ1000万円の損害賠償を求
める訴えを福島地方裁判所郡山支部に起こしました。これについて県教育委員会の特別
支援教育課は「訴状を見ていないのでコメントできない。事故のあと県としては学校に指導
を行うなどこれまでに対応している」と話しています。
また、福祉作業所を運営する社会福祉法人・安積愛育園では、「事故についてこれまで施
設の利用者などに対して説明会を行ってきたが、裁判については訴状を見ていないので
コメントできない」と話しています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)