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ロジャム社は01年5月、香港の新興市場に上場。小室容疑者は会見で「アジアの国々に質の高い
音楽コンテンツを提供していく」と高らかに宣言した。ところが、株価はわずか2週間で売り出し価格の
半値を割り込み、その後も下落。02年度決算は約12億円の赤字となり、海外でのCD販売や
プロデュースも伸び悩んだ。
結局、小室容疑者は04年、持ち株をすべて売却し、会長職を辞任。経営からの撤退を余儀なくされた。
「小室は香港の事業に数百億円をつぎ込み、ばく大な損失をこうむったらしい」と話す関係者もいる。
海外に重点を置いてからは、国内の小室人気も陰りを見せる。00年以降は目立ったヒット曲が
生まれず、消費者はすでに「小室サウンド」に飽き始めていた。01年には吉本興業と契約したが、
大きな実績も残せず、07年に契約を解消した。
一方、小室容疑者の派手な生活や事業への投資は続き、借金ばかりが増えていった。小室容疑者
関連のイベント企画会社「トライバルキックス」が、サッカーJ1「大分トリニータ」のスポンサー料を
滞納したり、離婚した前妻への慰謝料の未払いが発覚するなどスキャンダルも続発。最近では
ロサンゼルスの豪邸や高級外車などをすべて売却し、年間2億円を超えるヒット曲の印税収入も、
大半が債権者に差し押さえられていたという。
◇小室プロデューサーが手がけた主な曲◇
■「My Revolution」(86年、渡辺美里) ■「Get Wild」(87年、TM NETWORK)
■「EZ DO DANCE」(93年、trf) ■「恋しさと せつなさと 心強さと」(94年、篠原涼子)
■「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」(95年、H Jungle With t)
■「DEPARTURES」(96年、globe) ■「I’m proud」(96年、華原朋美)
■「CAN YOU CELEBRATE?」(97年、安室奈美恵) ※敬称略。( )内は、提供年、提供アーティスト
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