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偽「止まれ」標識、近くの男性ら書類送検へ
2008年11月4日 朝刊
愛知県安城市の路上に一時停止の「止まれ」標識が無断で設置され、5人が誤って
一時停止違反で摘発された問題で、標識は現場近くに住む50代の男性らが
「車のスピードを落とさせるため」に取り付けたことが、安城署の調べで分かった。
交通安全のためとはいえ、公道に規制標識を勝手に付けるのは禁止されており、
同署は近く、道交法違反(禁止行為)の疑いで男性らを書類送検する。
同署などによると、男性らは今年夏ごろ、安城市横山町の市道丁字路にある
既存の一方通行標識を支柱から取り外し、代わりに偽の一時停止標識を設置した
疑いが持たれている。工場内などに使われるためにホームセンターなどで
市販されているものとみられ、本物と色や大きさがほぼ同じだった。男性らの中には、
警察の交通安全活動に協力するなど地域の安全に熱心だった人もいるという。
現場は交通量の多い県道交差点とつながる細い一方通行の道路。県道交差点付近の幅は
約5メートルだが、次第に道幅が広がり、標識の設置された辺りは幅約8メートルに。
道路の構造上、ドライバーがスピードを出しがちになるという。周囲は住宅に囲まれ、
子どもも多く住んでいるため危険性を指摘する住民もいる。
偽標識が発覚した後、警察から要請を受けた市が、視覚的に道幅を狭く感じさせる
「ゼブラ帯」を路面に設けるなど対応を取った。
設置された偽標識で安城署は9-10月、誤って5人の運転手を道交法違反(一時不停止)で
反則切符を切った。しかし、現場に一時停止線がなく、摘発された運転手の指摘で発覚した。
5人の反則切符は無効となった。
中日新聞
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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