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★「話し口調で中国人と思い込み」日本国籍持つ女性逮捕
神奈川県警外事課は１日、鶴見署が結婚で日本国籍を取得していた横浜市鶴見区、
中国・上海出身の無職女性（４１）を入管難民法違反（旅券不携帯）容疑で誤認逮捕
したと発表した。同署は、逮捕前に確認すべき入国管理局への照会手続きを怠っていた。
発表によると、鶴見署は１０月３１日午後、鶴見区内のドラッグストアで「歯ブラシ１本
（３５０円）を持ち去ろうとした女性がいる」と通報を受けて、女性から任意で事情を聞いた。
署員が女性の話し方から外国人と思い、身元確認のため、旅券（パスポート）の提示
を求めた。女性が「（中国の）旅券は上海に送り返した」と話したことから、同法違反
容疑で現行犯逮捕した。しかし、女性が逮捕後、「日本の旅券を持っている」と話した
ため、東京入国管理局に照会。女性は中国から１９９９年春に来日、日本人男性と
結婚し、２０００年秋に日本国籍を取得していたことが判明。同署は逮捕から約５時間後
に釈放した。外事課の山田眞也課長代理は「女性の話した内容や口調から日本国籍を
取得しているとわからなかった」と釈明した。
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