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★ジョブカード、超低空飛行 フリーター支援策空振り
フリーターの雇用対策の目玉として、政府が本年度始めた就職支援の「ジョブカード制度」で、
カード発行件数が発足後半年たっても目標の2割にとどまっていることが1日、分かった。
景気後退で雇用不安が広がる中、鳴り物入りで導入した対策だけに、このまま超低空飛行が
続けば、批判が強まることになりそうだ。
ジョブカードは、政府の「成長力底上げ戦略」の柱となり、福田政権がまとめた2010年までに
フリーターを11万人減らすとした「新雇用戦略」でも、中心施策と位置付けられた。
制度は職業訓練を組み合わせたもので、求職者は訓練歴やアルバイトを含む就職経験を
記したカードを作成。企業はカードを基に選考することで、ニーズに合った人材を探しやすく
する仕組みだ。「就職氷河期」にぶつかった中高年フリーターや主婦らを対象に、主に3つの
コースがあり、3カ月から2年間、訓練や実習を受ける。
しかし、9月末のカード発行件数は約2万件どまりで、08年度目標の10万件とは大きな開き
がある。中でも、正社員への橋渡し機能を期待された「有期実習型訓練」は、年度目標1万人
に対し実施できたのが約15社で約50人。賃金をもらって実習と座学を受ける仕組みだが、
終了後に正社員に採用された人は6人程度にすぎないとみられる。
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