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子猫:いじめられていた子猫の命を救った愛犬ジャッキー
神戸市須磨区、ドレス販売店経営の畑竜次さん(32)の愛犬ジャッキーは、
シーズーのオスで16歳。この高齢犬ジャッキーが、若者たちから子猫を救助した。
事件は今年9月、深夜の駐車場で起きた。畑さんがジャッキーと散歩中、ビールかけをして
騒いでいる若者たちの横を通ったところ、普段おとなしいジャッキーが珍しく吠え続けた。
結局、住民からの通報を受けた警察が到着し、若者たちは急いでその場から逃げ出したという。
後には、ビールかけの被害に遭い、ビールまみれの姿で左目が開かない状態の
生まれて数カ月ぐらいの子猫が残された。
畑さんはジャッキーの「連れて帰ってあげよう」という悲痛なまなざしを感じ、
子猫を引き取ることを決意した。
手術の結果、左目が完治した子猫は「たま」と命名され、ジャッキーと寄り添って寝るほどの
仲良しになった。畑さんは「最近の若者たちは弱いものに対して攻撃的」といい、
「たまとジャッキーの寝顔を見るといろんな意味で幸せです」と語った。
毎日新聞 【松本修】2008年10月31日
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たまとジャッキー
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