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繰り返される「過去の歴史発言」での更迭
2008.10.31 23:18
航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄幕僚長は、「日本は侵略国家であったか」と題する論文を
書いたことで更迭が決まったが、こうした「過去の歴史認識」に関する発言では、これまでに
何人もの閣僚らが更迭に追い込まれてきた。歴史認識をめぐって繰り返される更迭劇は、日本が
「過去の歴史の呪縛(じゅばく)」から解き放たれない現状を物語っている。
浜田靖一防衛相が田母神氏の更迭を決めたのは、論文に野党が強く反発、今後の国会運営に
大きな支障を来すことが明らかなうえ、「平和の党」を掲げる連立相手の公明党も、更迭を
求めることが確実だったためとみられる。外交上も中国や韓国などが反発するのは避けられない。
先送りされたとはいえ、衆院解散を任期満了の来年9月までにやらねばならない政府・与党としては、
ダメージを最小限に抑えるためには、やむをえないと判断してのことだろう。
「過去の歴史認識」をめぐる発言では、昭和61年に藤尾正行文相が「日韓併合は韓国側にも
いくらかの責任がある」と発言して更迭。63年には奥野誠亮国土庁長官が「第2次大戦は
日本の安全のための戦いであり、侵略ではなかった」と発言し、辞任した。
(>>2-10に続く)
産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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