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医師不足で一時休止していた内科診療を再開したばかりの大阪府の阪南市立病院で、
また医師8人が辞職する恐れが出ています。
市長が変わって給与が下がるかもしれないというのが原因のようです。
阪南市立病院では去年7月、大学病院から派遣された医師5人が一斉に退職し、
内科などの診療が休止に追い込まれました。
そこで市は、診療実績に応じた歩合給を導入、
医師の平均年収を1,200万円から2,000万円に引き上げるなどして新たに医師5人を確保し、
先月ようやく内科を再開しました。
ところが、先週の市長選で給与を引き上げた岩室市長が落選。
代わって当選した前の副市長・福山さんは歩合制を見直す考えを示しました。
これでは再び給与が下がるかもしれないとして、
新たにやって来た5人の常勤医師を含む8人が病院を辞めたいと言い出したのです。
「辞表は預かっていないが、(医師は)大変怒っている」(病院)
「困りますね。よその病院に行かないといけないので」(患者)
「内科がなかったら話にならない」(患者)
医師の1人は「病院のためにがんばってきたが、信用できなくなった」と話しています。
この事態に、福山新市長は…(ノーコメントのまま、車に乗り込む)。
担当者は「医師を引き止めるよう努力する」としていますが、
なんとも前途多難な船出となりそうです。
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