08/10/31 15:10:42 0
社保庁元職員に実刑 滞納情報渡し収賄
名古屋地裁判決
社会保険料の滞納情報を貸金業者に漏らす見返りに現金２０万円を受け取ったなどとして、
加重収賄と詐欺などの罪に問われた愛知社会保険事務局の元職員・服部達郎被告（５３）の
判決が３０日、名古屋地裁であった。村田健二裁判長は、「大胆で悪質な犯行で、
社会保険庁の業務のあり方に対する信頼を一層低下させた」と述べ、服部被告に
懲役２年４月、追徴金２０万円（求刑・懲役４年、追徴金２０万円）の実刑判決を
言い渡した。
判決によると服部被告は、２００４年１２月下旬、社会保険料を滞納している
事業所約２００件の住所や電話番号などのデータを、事務所で印刷して貸金業者に手渡し、
その見返りに現金２０万円のわいろを受け取った。また、０１年６月～０８年２月、
亡くなった父親と同姓同名の男性の保険者記録を、父親の記録に加筆して増額した
遺族年金計約７０万円をだまし取るなどした。
（2008年10月31日読売新聞）
URLﾘﾝｸ(chubu.yomiuri.co.jp)