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・麻生太郎首相が解散・総選挙の先送りを決断したことで、公明党の太田昭宏代表との間で
激しいバトルが勃発している。太田氏が口酸っぱく早期解散を求めても、米国発の金融危機
対応などを口実に麻生首相が頑として首を縦に振らないからだ。
「首相は解散問題は政局(優先)ではないと述べている。その姿勢を公明党にご理解いただくしかない。
連立に影響があるような激しいやりとりが(首相と太田氏との間で)あったとは思えない」
河村建夫官房長官は29日の記者会見で、麻生首相と太田氏の関係についてこう述べ、火消しに躍起になった。
河村氏が「激しいやりとり」をわざわざ否定したのは、首相と太田氏が今週、2回も極秘で会談。
太田氏が「一体、誰のおかげで総理になれたと思っているんだ」と首相に言い放ったなどとの情報が
飛びかったためだ。
両者とも会談があったことを正式には認めていないが、実際はどうだったのか。
1回目の会談が行われたのは26日夜のこと。公明党側の要請で、首相は秘密裏に都内のホテルで
太田氏と会談した。
与党有力筋はこのときの様子をこう明かす。
「公明党の北側一雄幹事長も同席したようだが、首相としてはお互いの意思疎通のため、本音ベースでの
話ができると思っていたようだ。ただ、太田氏が早期解散すべきだとの持論を延々と展開するのみで、
本音ベースでの話し合いはできなかった。実際、会談中に食べた料理は1品程度。親密な会談に
ならなかった証しだ」
さらに、28日夜にも両者は非公式に会談。関係者によると、会談で首相は、先に太田氏が11月30日の
衆院選実施を念頭に早期解散を求めていたことから、景気対策を行うために解散先送りを判断したことを
伝え、理解を求めたという。
だが、これに対しても太田氏は、「選挙に勝つのが一番大事で、今がラストチャンスだ」となお
早期解散に踏み切るよう要求。「11月25日公示、12月7日投開票」の日程で再考を迫った。
しかし、首相も一歩も退かず「今、日本経済は大変な状況だ。政局ではなく政策だ」として
応じなかったという。(>>2-10につづく)
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