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東京都奥多摩町で九月以降、アフリカ原産のニシキヘビと中南米原産のヘビが、計五匹捕獲されていたことが分かった。
いずれも近くで見つかっており、一緒に捨てられたとみられる。青梅署は動物愛護管理法違反の疑いもあるとみて、所有者を
捜している。 (北川成史)
同署によると、九月二十一日朝、同町氷川の日原(にっぱら)街道で、体長一メートルほどの見慣れぬヘビがいるのを路線バスの
運転手が発見、近くの交番に通報した。
署員が捕獲し、遺失物として都動物愛護相談センターに預けた。中南米原産のボアコンストリクター(ボア科)と分かった。
最初の発見現場の近くでは、九月二十七日から三日連続でアフリカ原産のボールニシキヘビ(ニシキヘビ科)三匹が捕獲され、
十月二十二日にもボアコンストリクター一匹が捕獲された。いずれも体長一メートル強だった。
財団法人「日本蛇族学術研究所」(群馬県太田市)の鳥羽通久所長によると、二種類ともペットとして輸入されており、いずれも
無毒だが、かまれるとひどい傷になる。
ボアコンストリクターは通常二、三メートルに成長。哺乳(ほにゅう)類や鳥を絞め殺して食べる。人にも危害を加えるおそれがあり、
飼育には都道府県知事などの許可が必要だ。ボールニシキヘビは通常一メートル前後で、最大二メートルを超える。
二種類とも同町の自然の中で冬を越すのはまず無理という。
鳥羽所長は「飼っていた動物を捨てる行為は言語道断。爬虫(はちゅう)類は長生きするので、どのくらい大きくなるのか見通した上で、
飼育してほしい」と話している。
ソース URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)