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横浜ベイブリッジから飛び降りる自殺が急増している。県警によると04年以降年間0~2人
だったが、今年は10月ですでに6人。本来は歩行者が立ち入りできない区域だが、乗り付けた
車を路側帯に駐車し、運転手が柵(さく)を飛び越えるという。県警高速隊は今週、「柵を越えら
れなくする構造的対策はできないか」と管理者の首都高速道路株式会社に申し入れをする。
首都高側は「橋の安全上、対策は難しい」との見解だ。
(杉村健)
■ 路側帯に不審車両
9月30日朝、「ベイブリッジに不審な車がとまっている」と県警に通報があった。県警高速隊が
現場に駆けつけたが、路側帯に停車している車に人は乗っていなかった。横浜水上署が橋の下の
海中を捜索したところ、男性の遺体が見つかった。遺体は相模原市の自営業の50歳男性。ベ
イブリッジの柵に手の跡が残っていたことなどから、県警は男性が飛び降り自殺したものと判断した。
このようにベイブリッジまで車でやってきて、路側帯に車をとめ、自殺を図るケースが続いている。
横浜水上署や山手署などの調べでは、ベイブリッジからの飛び降り自殺者は04年1人、05年0人、
06年2人、07年1人。それが今年はすでに6人だ。
今年はタクシーで乗りつけて、自殺を図った人もいた。山手署によると、2月15日夜、タクシー
運転手(53)から「ベイブリッジから乗客が落ちたかもしれない」と通報があった。50歳くらいの
男性客が、ベイブリッジ上で「気持ちが悪い」と言って下車し、柵を乗り越えたという。遺体は発見
されなかったが、同署は自殺と判断した。
高速隊幹部は「通報があって駆けつけても、自殺を止めるには間に合わない。柵を越えられなくす
るしか対策はない」という。
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