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★「パワハラで自殺」と女性教諭の両親提訴
・「校長からパワーハラスメントを受けた」などとする遺書を残して2006年10月に自殺した
鹿児島県曽於市の市立中学校の元教諭久留恵さん(当時32)の両親が28日、「校長らの
行為は故意のいじめだった」として、県と市に計約9600万円の損害賠償を求める訴えを
鹿児島地裁に起こした。
訴状によると、久留さんは02年に音楽教諭として赴任。女性校長から勤務態度や指導
方法を注意されたり、教頭から生徒の前で怒鳴られたりした。06年10月2日からは
「指導力不足」を理由に研修を受けていた。
久留さんは10月29日、首をつって死亡しているのが見つかり、パソコンには「校長の
いじめは指導以上のパワハラ」とする遺書が残されていた。両親は「娘を精神的に
追い込み、一方的に指導力不足の烙印(らくいん)を押した」と主張している。
鹿児島県教育委員会は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
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