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山形大は27日、今月から全国で初めて衛星利用測位システム(GPS)を取り入れた
クマの生息調査で、電波発信機付き首輪を装着して山に放した最初のクマが死んだと発表した。
つばを大量に飲み込んだことによる窒息死が原因とみている。
クマは23日、鶴岡市内の山林で地元猟友会のわなによって捕獲された雄。
山形大農学部研究グループの研究員が麻酔を打ち、機器の付いた首輪を巻いて
市内の同学部演習林(753ヘクタール)内にわなごと放した。
目を覚ませば逃げられる仕組みだったという。
24日午前、猟友会のメンバーがわなを回収しに行くと、クマが中で死んでおり、
獣医師により窒息死と診断された。
山形大企画広報室は「興奮した状態でつばが大量に出ていたと考えられ、
麻酔から覚めてから、気管と肺に誤って飲んでしまったと推定される」と説明。
その上で「(麻酔量や首輪の装着法などについて)誤りはなかった。大型哺乳(ほにゅう)類調査には
リスクが伴う。大変残念だが、(12月までの)残り期間で調査を続けたい」と話し、
新たな個体を捕獲する考えを示した。
山形県のクマの生息数は全国トップクラスで、調査は同大と県が合同で実施。
行動範囲や睡眠時間、餌の捕獲場所など、24時間の生態を分析し、
クマの保護管理計画に役立てるという。
ソース:河北新報
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