08/10/30 14:12:33 PCG0zhnu0
これが昭和の通達でシステム悪の根源。
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黄変米(1951年)までを食用にと考えた農水省の考え方
(略)政府は配給を強行し、配給に回されなかった米についても味噌、醤油、酒、煎餅などの加工材料
として倉庫から出荷しようとした。同年の10月には黄変米の配給が断念された。>配給された。
黄変米の在庫は増え続ける一方となり、窮地に陥った政府は1956年2月に明確な安全性の根拠が
無いまま、黄変米を再精米し表面のカビを研り落として配給を行う政策を再度発表する。
輸送の船も荷物を安く運べさえすれば良いという選択肢を取らざるを得なかった。結果的に、
輸送中に米にカビが生え黄変米となってしまった。貴重な外貨で手に入れた物資だっただけに
捨てる事もできず、新たに輸入するにはまた外貨が必要となるので、何とかして当初の目的どおり
に利用しようと考えた為に発生した事件である
“事故米穀を主食用に”の一文は一度は非食用にした事故米穀を食用にして素早く倉庫から処分するための
農水省にとってなくてはならない文言だったと思う。できるだけ食用にして売るのが農水省の基本姿勢だから。